相席屋へ行ってみよう!後編

 

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相席屋へ行ってみよう!前編
http://achamon-nu.hatenadiary.jp/entry/2016/09/30/212041

 

 

 

 

ー当日ー

 

ゆりあ(何着よう……)

 

ゆりあ(Mちゃん何着るのかな……)

 

 

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ゆりあ(何着よう……)

 


散々悩んだ結果、とある雑誌で石原さとみが着用したところ完売になったワンピースを着て行くことにしました。圧倒的当たり障りなさそう感。

 


18時半に最寄り駅で待ち合わせ。そこからいきなり相席屋に突撃するのも気がひけるので、とりあえず甘太郎で一杯引っ掛けることに。

 


Mちゃん「ゆりあって何勉強してたんだっけ?」

 

ゆりあ「服飾。文化だよ」

 

Mちゃん「あー知ってる!変わってる人多いんでしょ?」

 

ゆりあ「まあそうね、服飾なんてそんなもんだと思うけど」

 

Mちゃん「お姉ちゃんの職場に文化卒の人いるらしいんだけど、その人が『セフレの家行ったらクレンジングオイル(化粧落とし)が置いてあったから、他にも女がいるんだ!ムカつく!ってクレンジングの中身全部捨てて代わりにパイプユニッシュ詰めておいた!』って言ってたらしい!変わってるよね〜!」

 

ゆりあ「それ文化関係ないでしょ(面白いけど)」

 


などと適当な話を始めるくらいにはお酒が効いてきたので、いざ相席屋へ。

 

 

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ゆりあ(思ってたのと違う……!)

 

 

 

白●屋みたいな感じかなと思っていたら、なんだか派手な遊びをしているつもりになれる感じの内装でした。

 


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ゆりあ「二次会とかあるのか」

 

Mちゃん「面白い人だったら行こうよ〜」

 

ゆりあ「うん……(何故か億劫になってくる)」

 


店員さん「ただいま男性の方がいらっしゃらないので、お飲みになりながら少々お待ちください」

 

えっ一組もいないのか、と思ったら、ちょうど男性と女性の数が同じだったから我々が余ったというだけで、他のテーブルは和気藹々としていました。
敢えてあんまり見ていないのでどんな人がいたかは知りません。

 


相席屋は食べ放題飲み放題。
フードはサラダやお惣菜、スイーツ、チョコレートファウンテン、駄菓子などのあるビュッフェスタイル。
ドリンクはビール、焼酎、ウイスキー類がカウンターに並べてあり、自分で好きに注いだり作ったりできるようになっていました。

 


Mちゃん「私お手洗い行ってくる!」

 

ゆりあ「はいはいどうぞー」 

 

 

10秒後

 

 

店員さん「お待たせしました、これより相席スタートとなります」

 

 

ゆりあ「えっ」

 


かなりの落ち着きを感じるオジサマ二人と対面し、Mちゃん不在のまま相席スタート


ゆりあ(ええ……どうしよう…………)

 

ゆりあ「えっと、今もう一人の子がお手洗いへ行っているので、よろしければ先にお飲み物を……」

 

オジサマ1・2「ああ、じゃあ」

 

ビールを注ぎに行くオジサマ二人。ぽけーっとしていたらMちゃんが帰ってきました。

 


店員さん「お揃いですか?それでは皆様相席屋アプリをご提示ください」

 

 


説明しよう!相席屋アプリとは!
名前(HN可)と年齢・職業を入力後、近くの人をサーチすると相手との相性診断が始まり、相性度が表示されるスグレモノだ!
うっかりしているとFacebookと連携されるから注意が必要だぞ!

 

 


「このパーセンテージって何を根拠に表示されるんですかねー?」「年齢と職業しか登録してないもんねー」「ですよねー」「あっでたでた、ちょい高め?」「えーこっち低いー」「見せてーほんとだー」

当たり障りのない会話をする四人……むしろこの相性診断やってる時、他に何話してる人がいるのか知りたいです。これくらいしかないでしょ。

 


お互い軽く自己紹介して、お互いの自己紹介の内容に突っ込んで質問して、答えられて、質問されて、答えて……

 


ゆりあ(これ面白いのか?)

 


質問したりされたりって状況は初対面の人ならどこでも起きますが、共通の趣味の集まりなら根底にあるものは似ているわけで。でも趣味の集まりでないとなると、その土台から探さなきゃいけなくて。

 

逆に考えれば、自分と全然違うところにいる人と話せるってことなので、それはそれで面白いのですが。あと思いがけず共通点があった、とか。

 

オジサマに関しては映画に詳しかったので、最近観た映画を聞かれて、冷たい熱帯魚紀子の食卓羊たちの沈黙etcを挙げていたらなんとなく映画の話だけで保ちました。
ゴールデン街行こうと言われたけど適当に流してしまった(

 


チェンジの時間が来たのでオジサマとはさようなら。ちなみに店員さんに伝えれば時間内でも強制チェンジできるらしいです。怖い。

 


次に来たのは歳の近そうなお兄さん。
お決まりの相席屋アプリでの相性診断からの乾杯をして相席スタート

 

自己紹介を済ませたところで、黒ひげ危機一髪を持った店員さんが登場。

 

店員さん「よかったら皆様でやりませんか?」

 

ゆりあ「(話題に困りそうなので)やりましょう」

 

店員さん「罰ゲームにテキーラもご用意できますよ!」

 

ゆりあ「えっ」

 

なんとなく四人とも「別にテキーラ飲みたくないよね」って雰囲気だったのに、何故か気づいたらテーブルの上にテキーラショットが二つ。ちなみに飲み放題の中に入っていないのでお会計は男性持ちです。

 

二回ゲームして、相手のお兄さんがそれぞれ一回ずつ引いたので終わり。危なかった(

 

 

テキーラを引かずに済みホッとしていたら、今度は怪しい雰囲気を醸し出したお兄さんが登場しました。

 

お兄さんは相席屋の店員ではなく、プロのマジシャン。
ハイクオリティな手品をたくさん披露してくれました。盛り上げ役なのかな。みんなでおーすごーいなんでーどうなってるのーって言ってるだけでいいし、実際すごいからだいぶ楽しかったです。

 


マジシャン「最後の手品です!このトランプ、上から手で抑えたら出てこられないと思いますよね? 皆さんで抑えてみてください!まずはお兄さん!次は女の子!」

 

 

ゆりあ(なるほど、こういう微妙なスキンシップをさせられるのか……)

 

 

抑えたはずのトランプは気づいたらテーブルの上にありました。なんでだ。


お気持ちでチップを渡す形式だったので、財布に入っていた100円玉を数枚差し上げました。
手品でこれだけ場を盛り上げられたらモテるだろうなあと思ったのですが、本人曰く「手品好きは基本根暗だからそうもいかない」らしいです。ちょっとわかる。


その後お兄さん二人は終電に間に合うよう退店。少し間を空けて私とMちゃんも退店しました。

 

一組目のオジサマも二組目のお兄さんも、LINEは一応交換した(交換せざるを得ない流れになった)のですが、Mちゃんと「まあ連絡しなくていいよね」ってなったので連絡してません。

 


経験としては面白かったけど、それにしてもそこまで楽しいものでもなく。合コンとか頻繁にする人って一体どんなモチベーションで動いてるんだろう、と別のところに興味が湧きました。

 

合コンというものをしたことがないので、相席屋同様一度くらい行ってみるのもいいかなと思っています。

 

 

おしまい。

 

 

 

 

 

 

 


ちなみにわたくし、男の家に行ったらクレンジングオイルが置いてあった事例の経験がありますが、パイプユニッシュは詰めていません。