モンハン頂上大会2017 前半

 こんにちは。ゆりあんぬたそです(ヤケクソ)

 

頂上大会お疲れ様でした!
私はフェスタ等の観戦もしたことがないので、モンハンのイベントに参加すること自体が初めてでした。モンハンに限らず、やはりこういったイベントはいいですね。会場全体を見渡して、「ここにいる人達みんな同じ物が好きなんだなあ」と思うとしみじみします。


今回私は、元クロネコニャンターズの月海ちゃんとチームを組み、女子ハンター決定戦に初出場させていただきました。
約3ヶ月という長い期間を振り返ってみたいと思います。長すぎるのでわけました!

 


闘技を始めたきっかけ

とてつもなくくだらないです。
くだらなすぎてお話しできません!はい終わり!

 


……そんなくだらない話ではありますが、掻い摘むと「きらりんに憧れたので」になるのは間違いありません。

 

きらりんとは元々の知り合いなのですが、本当に素敵な子です。真剣で、一生懸命で、努力家。
私はそんなきらりんをいつも下から見上げていました。素敵だということを知っているからこそ、戦いたくない。応援に徹したい。こんな素敵な子が友達でいてくれてるだけでありがたい。ずっとそう思っていました。

 

しかしある日、それだけではいられなくなりました。
きらりんは素敵な子。手の届かない存在。戦いを挑むのは無謀。
そんなことはわかりきっているけど、それでも、「きらりんと同じ土俵に立ちたい」という気持ちが募りに募って、私はツイートをしました。

 


「フェスタ出てみたいけど、相方探すの難しいな」

 


このたった一言が私の世界を大きく変えることになるとは、夢にも思いませんでした。

 


チーム結成

翌日、きらりんからLINEが来ました。


クロネコニャンターズっていう親子大会で優勝経験のあるチームの娘さんが、女子大会に出るための相方を探しててあんぬたそ気になってるみたいなんだけど、どう?」

 


なんで???

 


なんでだよ。
闘技やったことないよ?きらりんの友達ですしか言うことないくらい何もないよ?ガンランスと片手剣しか担いだことないよ?なのにいきなり優勝経験者の相方???

 

誘いは嬉しいけれど、あまりに唐突すぎて。
そもそも自分は「ペアで何かをする」こと自体に不安を感じていました。

 

何故なら、めちゃくちゃに短気だから!(これ、やっぱりねと思われるか意外と思われるか気になる)

 

自分に苛立ってキレる(さらにキレてる自分にキレる悪循環)のですが、ゲームをガチでやるって自分に苛立つビジョンしか見えない。ていうかすでにポケモンでキレまくってる。そんなんでやっていけるのかと不安でした。


しかし月海ちゃん・霧風さんとSkypeを通じてやり取りし、一緒にクエへ行ったりお話ししたりしてみたら、漠然と「あ、大丈夫そうかな」と思えてきました。
月海ちゃんは私より7つ年下。甘えられる大人の前でなら騒ぐようなことでも、年下の女の子の前でなら堪えられるかもしれない、いや大人として堪えなきゃダメだ。

 

そんなことを考えていたら、いつの間にかチームが結成されていました。

 

東京と茨城なので気軽に会うことはできませんが、Skype越しに話すニャンター一家は我々に対して厳しくもありつつ、とても和気あいあいとしていて、向こう側の会話を聞いているだけでも和んでいました。ゲーム好き一家ってもうそれだけで羨ましいや。

 


東京地区予選

日程や場所等を考慮し、出場は東京地区予選に決定しました。

 

予選はベリオロス討伐と聞いて、いきなり冷や汗。

 

私「ベリオロスやったことない」

 

P2ndから4に飛び、4G→X→XXときたので、ベリオロスは見たことすらありませんでした。

 

そしておそるおそる武器を見てみると、太刀・棍・チャアク・ランス・ライト

 

私「触ったことあるのが一つもない」

 

これはまずい。まずすぎる。
慣れてないとか上手く扱えないとかじゃなくて、本当に担いでみたことすらない武器しか並んでいませんでした。こんなことってある?まず何をやればいいの?と困惑しながら練習開始。


そして、なんとか壇上には行けるかな、どうかな、というタイムが出始めた矢先。


東京0次落ち……


私も、月海ちゃんも、落胆。練習もやらなくなり、どんどん進むのであろうきらりんの背中を見ることしか出来ず悔しくなり。

 

そんな時、東京大会の観戦会募集の記事を見て、「せっかくだからモンハン勢の人達とお話ししてみようかな、何かヒントを得られるかもしれないし」と参加を決意。まあこれも本当に悩みました。新しい世界へ足を踏み入れるというのに、メンタルのいろんな不調が重なりに重なって、当日の朝動けなかった。
観戦会行こうかどうしようか、会場の扉を開くまでずっと悩んでいましたが、せっかく取り持ってくれたえもちゃんに悪いし、と参加。

 

これがね、めちゃくちゃ楽しかったです。コミュニケーション取ろうと必死な私を、優しく受け入れていただけたように思いました。「クロネコニャンターズの月海ちゃんとペア組んでます、東京出るつもりだったんですけど……」って話もできて。

 

そこで初めて、私は「きらりんの友達」から、「頂上大会に挑もうとしている女子ハンター」になりました。
それだけですごく嬉しかったのかもしれない。

 


ベリオロス討伐

地区大会に遠征するかしないかでも悩みました。悩んだ結果、おそらくあるであろう最終予選に出場することに。
ベリオロスもまだ充分とは言えなかったし、さらに決勝のお題も今からやるというのは難しかったので。

 

そして最終予選に向けベリオロスの練習を始めましたが、ここからが本当にキツかった。どう頑張っても2'30が切れない。
武器構成から見直しました。操作難易度の関係で私が棍なのは確定に。それをきらりんに伝え、「虫飛ばせないのに……」とぼやいたところ、

 


きらりん「虫は一日中飛ばしてれば慣れるよ。本当に一日中飛ばす必要はあるけど」

 


私「えっ一日でいいの?????????やります」

 


本当に一日中飛ばしました。


さらに棍ならゴア闘技がいいよと教えてもらい、20分以上かけてゴア倒して、ベリオ練習して、ゴア倒して……と行き来してたら、なんとベリオロスが6本脚で突進してくる夢を見ました。怖かったよ!

 

BCで素振りしようとしたら「赤ないから素振りできないじゃん!」ってなった時はちょっと笑った。雪山でガウシカと戯れました。

 

自分が棍振ってて気づいたことを月海ちゃんと共有したり、逆もあり、監督(霧風さん)とも考えたり。
そうこうしているうちにタイムは面白いようにどんどん縮み、2分10秒台が普通に出せるようになりました!

 


素敵!偉い!頑張ったね!

 


と思うじゃん?

 


しかしなあ、もう6月なんだわ!
みんな大連続3やってるよ!どうするんだ!!!!!!

 


大連続狩猟3

というわけで、慌てて大連続3始めました。遅い!
ベリオロスにこんなかかると思わなかった。ていうかベリオロスもまあまあ出るようになったとはいえ、安定してない部分もたくさんあるし、まだやりたい……でも大連続3やらなきゃ……と最終予選出場選手らしい悩みを抱えていました。

 

練習時間は1日3時間程度。大連続3に手を出し始めた時もまだ比率はベリオロスの方が多く、時間がかかるのもあってなかなか回数をこなすことが難しい状態。

 

大連続3に関しては、ニャンター一家に助けられました。
霧風さんと月海ちゃんは練習時間がかなり取れる環境なので、私が働いている間に二人でいろんな武器を試して、夜勤前の私にフィードバックして……という方法で進めていました。

 

何度も試してみた結果、霧風さんが提案してくれたのは月海ちゃん大剣×あんぬランス

 

私はガンランスが好きなので是非使いたかったのですが、ブレイヴガンランスはまるで勝手が違い、ベリオロスをやりながらこれを練習するのは無理だと断念。
月海ちゃんはハンマーを担ぐも臨界ブラキの頭に届かず難しいとのことで断念。
ライトは反動があまりにエグいのと、二人ともボウガンが不慣れなのもあり火力不足が否めなかったので断念。あれ、こう書くと消去法みたいな……

 

ここで例によって「あんぬたそがランス担いだことない」という問題発生。あと何日だと思ってるんだ
でもベリオロスとは違いギルドなので扱いやすい、回避性能がついてるから避けやすい、ガンス好きなのでステップはできる(できるとは言ってない)、麻痺を取れば一応仕事にはなるので精度が怪しくてもギリギリどうにかなる、等の点で採用に。


大剣×ランスは麻痺が運ゲなのもあり、正解かと言われるとそれは怪しいとは思いました。それでも、ベリオロスを詰めながら大連続3もやらなければならないことを考えると、我々が無理なくやるには正解の構成だったと思います。

 

そして何より嬉しかったのは、2匹へ対する開幕の立ち回り。

 

朧隠:段差から突進→ジャンプ突き→バクステ→咆哮をカウンター


臨界:突進→ジャンプ突き→シビレ罠中腕+脚に上段突きして麻痺→バクステ→ジャンプ突き→バクステ→ジャンプ突き→麻痺明けとともに大剣がムーンブレイクで乗り

 

霧風さんは、ベリオロスばかりやっていた私達に、わかりやすくかつ簡単な「見せ場」を考えてくれました。
私はこの作戦を聞いた時、どんなにグダグダでもこれだけきちんとやっていれば、見ている人にも「タイムを出すために試行錯誤した事実」が伝えられるかもしれない、と思いました。

 

出来るだけ上を目指したい。それはもちろんわかるし、私だってそう。
しかし大変申し訳ないことに、今回の私は最終予選を抜けるのでいっぱいいっぱいでした。大連続3のタイムも詰めて上を目指すのは難しい。
でも、もし最終予選を抜けて壇上でプレイするとなれば、その時は見てくれている人達に対して失礼のないようなプレイングをしたい。
大剣×ランスは、そういった私の想いと非常に噛み合った構成でした。

 

 

 

 

後半へ続くよ!